活動記録

2022.3.17 「木棲舎」の立て直し会議に参加

 みはらしファーム内に、木棲舎という木工作家たちの展示スペースがあります。以前は工房「空」という竹とんぼやけん玉、様々な遊び道具などを作ったり、遊んだりできる体験スペースでした。私は、大学生のころアルバイトとして働いていたこともあり、思い入れのある空間です。全店主が亡くなり、6年前から今の形でお店が始まりました。しかし、経営難から昨年末1度は店舗の存続をあきらめました。その後、再び立て直しを考える人たちが集まり、私も福祉職としてその一人に加えてもらい、会議がスタートしました(私はもし店舗が空けば、就労支援事業所として利用できないか考えてました。)

 詳しい内容は、書きませんが、ほぼボランティア状態で6年近く店舗を維持してことはすごいと思いました。しかし、ボランティアでは長期間維持していくことはできません。それはみはらしファーム全体にもつながります。実は時給を最低賃金で支払えていない組合は施設の中にほかにもあり、後継者不足の一因でもあります。

 18日に、かんてんぱぱのmonterinaというショップがオープンします。同じ観光施設として相乗効果を生み出せるのか、みはらしファームの客を奪われるだけになるのか、 みはらしファームに10年以上関わった人間としては心穏やかではありません。

 様々な施設が集まる伊那の西側は、生活感がある魅力的な場所だと思います。グリーンファームとmonterinaは対極ですが色がある。みはらしファームも独自の色を出しつつ、他の施設とつながりを持つことを考えなければ、早晩無くなってしまう気がします。木棲舎は小さなスペースではあるけれど、試金石。あの場所を活かした何か試みができる方、したい方ぜひ情報をお願いします。

2022.4.10

 木棲社の2回目の会議に参加しました。今回は、以前から考えている「みはらしファームの福祉施設コラボ Part2」について話をしました(こんな名前では話しませんでしたが。)

 みはらしファームの今抱えている問題を、一気に解決する提案。高齢化による人手不足解消+採算化+集客。提案内容は「みはらしファーム全体を障害者の働ける場所にしよう。」というもの。「就労継続支援A型・B型」の導入です。

 今でも、ぶどう園とりんご園では障害者が働いていますが、他の加工施設などでも障害者が働ける環境作りができないかと以前から考えていました。伊那養護学校からも近く、路線バスも駅から出ており、施設も多様にそろっている障害者にとっては理想的な環境。障害者から見て、良い環境だと思います。

 みはらしふぁーむサイドから見ると、施設全体が高齢化しているので人手不足が慢性化しています。また、売り上げが減っていることから、人件費も不十分。そこを障害者と受け入れに伴う国からの補助金で補います。

 伊那市にとっても、施設の老朽化や施設の維持は課題。株式会社化も検討中であり、赤字を補填し続けるのではなく、みはらしファームの経営的な自立は早急の課題です。福祉政策を掲げる場合にも、目玉となる政策になるのではないかと思います。

 障害者、みはらし、伊那市、JA、伊那市観光株式会社のいずれの課題も少しずつ解決できるような提案、会議出席者からも反応をいただきました。すぐに取り組めるかは、今後みはらしファーム全体で検討していただかなければなりませんが、木棲舎がその始まりとなっていただけたらありがたいと思います。

2022年選挙 記録

4月17日(日)軽トラックで伊那市街地へ移動 伊那市街~西春近

4月18日(月)軽トラックで富士塚スポーツ公園へ移動~ますみが丘~西春近

4月19日(火)西箕輪吹上~美原~日影~高遠市街地~東春近~富県

4月20日(水)西箕輪吹上~若宮団地~美原区~手良~福島~中央区~城南町

4月21日(木)西箕輪吹上~羽広~平沢~横山~ますみが丘~平沢~西箕輪吹上

4月22日(金)軽トラで西箕輪支所へ移動~狐島~荒井~西春近~西箕輪支所

4月23日(土)西箕輪吹上~大泉新田~伊那市街地~高遠市街地~長谷杉島~伊那市美篶~伊那市街地~西箕輪(最終辻立ち)~西箕輪吹上 

選挙スタイル 

1.選挙カーは使わない

2.街頭演説はしない

3.事務所はない

4.葉書は出さない

5.ごみを拾う

6.人の話を積極的に聞く